文章を上手くするには、いい文章をインプットすることが重要<寄稿>




ちもん
こんにちは 薄毛の育毛ライター、ちもんです
Webライター入門 ――副業・プロで稼ぐための50の基礎知識

突然ですが、他人の文章術って気になりませんか?

この間ランサーズを利用して、このブログへ文章術を寄稿してくれるWebライターを募集したところ、なんと16にも及ぶ応募がありました!

みなさん、ご応募ありがとうございます!

で、その中から2人を選んで寄稿してもらうことにしたわけです。

今回、文章術を教えていただいたWebライターさんは、『大橋博之』さんです。

ぶっちゃけたところ、ツイッターを通して交流があるライターさんです。
僕が密かに師匠として崇めていた方なので、3000円で働かせるのは忍びなかったのですが、「師匠を3000円で働かせるのって贅沢やん?」という心の悪魔には勝てず、低賃金で記事を寄稿していただきました!

大橋さん、ごめんなさい!

というか、交流あるならランサーズに手数料払わないで直接契約すればよかったよね!

ちなみに、大橋さんは、自分のサイトで色々なWebライターさんのWebサイト集を作られています。

興味があるという方は、twitterから声をかけてみてはいかがでしょうか!

というわけで、大橋さんの文章術をお楽しみください!

大橋博之

ライター・編集者・プランナー。インタビューを中心に活動中。
専門はWebメディア、未来、テクノロジー、カルチャー、クールジャパン界隈。
書籍『Webライター入門』監修。

twitterプロフィールより

twitter:@garamonmini
note:note.mu/garamonmini
HP:http://www.garamon.jp.org/

 

 

文章を上手くするには、いい文章をインプットすることが重要

なぜ、いい文章をインプットしないの?

よく、「文章は書けば書くほど上手くなる」といいます。
それは半分は正解ですが、半分は不正解です。

ただ文章を書くだけでは上手くはなりません。
例えば、サッカーが上手くなりたい人がただボールを蹴っているだけで上手くなるでしょうか?
上手くなるための練習が必要だと誰でもわかります。
文章だって同じです。
文章が上手くなるための練習が必要なのです。

どうすれば文章が上手くなれるか?
テクニックはいろいろありますが、大事なのは「インプット」です。

そもそも人間はすべてインプットとアウトプットで成り立っています。
webライターでいえば、取材がインプットで、原稿を書くことがアウトプットです。
「取材なんてしたことない」という人でも、旅行の体験を記事にするなら「旅行に行く」というインプットがなければ記事を書くことはできません。
観光記事もグルメ記事も、それこそお掃除記事にしても、お掃除するというインプットがなければ記事は書けないはずです。

なのに、多くのwebライターは記事を書くためのインプットはするけれど、文章を上手くするためのインプットはあまりしないようです。
いい記事を書くにはいいインプットが必要なように、いい文章を書くにもいいインプットが重要なのです。

 

小説やビジネス書、雑誌からインプットする

いい文章を書くためのいいインプットとは何かというと、小説やビジネス書、雑誌を読むことです。
残念ながらweb記事はいい文章を書くためのインプットには適しません。
それどころか悪影響を与えてしまいます。

よくある「いかがでしたか」というシメの文章がありますよね。あれは果たしていい文章でしょうか?
もちろん、いい文章だと思っているのならよいのです。
ただし、「みんなが使っているから、なんとなく使っている」というのであれば、それが悪影響です。

人は何気なく見ている文章を頭にインプットしてしまいます。
だから、いい文章に触れていないといい文章はインプットされないのです。

小説やビジネス書、雑誌は作家やライターが執筆し、何度も推敲します。
そして、編集者が赤字を入れ、その赤字を基に作家やライターが修正します。
さらに校閲のチェックなども入り、ブラシュアップされて世に出ます。
だから、内容だけでなく、文章もムダがなくなり、気持ちよく読める文章になるのです。
webの記事より何倍も手間がかかっている分、完成された文章になっています。
そんな文章を読むことです。

読むときは楽しく読むことです。
読んでいると「あっ、このフレーズいいな。素敵な表現だな」と思う文章があるハズです。
でも、それはメモとかしなくて大丈夫です。
脳が勝手に「いいな」と思うものをインプットしてくれます。
だからたくさん読めば読むほど、「いいな」が蓄積されていきます。
知識を仕入れるのではなく、「いいな」に触れる感覚で読むことが目的です。

 

具体的に何を読めばいいのか?

ここまではわりとよくある話。
知りたいのは、なにを読めばいいのか? ということですよね。

小説ならベストセラー作家のものがいいです。
みんなが読んでヒットしている小説には「いいな」がたくさん詰まっているからです。
若い作家なら新鮮な感覚の「いいな」がたくさんあります。
ベテランといわれている作家は作家自身も「いいな」を吸収してそれを多用しているので「いいな」の宝庫です。
ただし、古典小説だと「いいな」が古くて時代にあわない場合もあるので注意が必要です。

僕は小説は朝井リュウさんをよく読みます。
また、ノンフェクション小説は重厚な「いいな」が多いので、ライターにはお勧めです。
僕は猪瀬直樹さんが好きです。

ビジネス書もベストセラーを選ぶようにしてください。
小説の「いいな」はどちらかというと表現としての「いいな」がありますが、ビジネス書にはスピード感とか、読ませ方、展開の方法などにも「いいな」が豊富です。
ただし、ベストセラー作家が一番、最初に書いた本をなるべく読んでください。
作家にとっての最初の一冊は、とても力を込めて書かれているのでその分、「いいな」が多いのです。

雑誌は大手出版社の雑誌がいいです。
やはり大手出版社の雑誌は一流のライターが揃っているからです。
特にタイトルの付け方などは参考になると思います。

オススメはスポーツ雑誌の『Number』です。
暇なときにパラパラめくっています。

僕は原稿を書く前にお気に入りの小説や雑誌の適当なページを軽く読んでノンプットされている「いいな」を思い起こしてから、原稿にかかるときもあります。
すぐに効果のある文章術ではありませんが、つねに「いいな」をインプットすれば、やがていい文章が書けるようになります。